英語の悩み

英語のスピーキング勉強法は?独学で上達する5ステップやおすすめの参考書も解説

いざ英語の勉強を始めようと思っても、自分にはどの英語の勉強法が合っているか迷ってしまいますよね?

ケン
ケン
独学で英語のスピーキング力をつけたいという人も多いんじゃないかな?

実際で留学など行かなくても、独学で英会話力を身につけることは可能です。

私は海外留学経験を2年間と、英語教育業界に10年以上勤務をしており、様々な社会人の方の英語の勉強をみてきました。

社会人の英語の勉強は、時間がない中で効果的に英語力を身につけられる人と、そうでない人で違いがあります。

そこで今回は、「独学で英語スピーキング力を身につける方法」について詳しく解説します。

今回の記事でわかること
  • 英語のスピーキング力が上達しない理由
  • 英語のスピーキングの独学練習法:5つのステップ
  • スピーキング練習に役立つアプリやオンライン英会話・参考書

英語のスピーキング力が上達しない理由

早速ですが、なかなか自分の英語のスピーキングが上達しない理由は何でしょうか。

具体的な理由は以下の通りです。

英語のスピーキング力が上達しない理由
  • 英語を話す機会が少ない
  • 語彙やフレーズの知識不足
  • 文法の基礎があいまい
  • 失敗を恐れている
  • 正しい発音ができていないため、相手に伝わりにくい

英語を話す機会が少ない

日常生活で英語を使う機会が限られていることが、スピーキング力向上の障害となっています。

日本では英語を日常的に使用する環境が少なく、学んだ表現や文法を実践する場面が乏しいです。

例えば、職場や学校で英語を使う必要がない、または英語を話す外国人との交流が少ないといった状況が多くみられます。

この問題を解決するには、意識的に英語を話す機会を作り出すことが重要です。

語学交換アプリやオンライン英会話、地域の国際交流イベントに参加するなど、積極的に英語を使う環境に身を置きましょう。

また、日常生活の中で自分の行動を英語で説明する練習をするのも効果的です。

語彙やフレーズの知識不足

英語のスピーキング力が伸び悩む大きな要因の一つに、適切な語彙やフレーズの知識不足があります。

単語やフレーズを十分に知らないと、言いたいことを適切に表現できず、会話が滞ってしまいます。

また、相手の言葉を理解するのにも時間がかかり、スムーズなコミュニケーションが難しくなります。

例えば、「気分が良くない」を表現したいのに “I don’t feel good” しか思いつかず、より自然な “I’m under the weather” などの言い回しが使えないケースがあります。

語彙力を増やすには、日常的に英語の本や記事を読んだり、ポッドキャストを聴いたりすることが効果的です。

また、新しく学んだ表現を積極的に使用し、実践的な場面で活用することで、より自然な英語表現を身につけることができます。

文法の基礎があいまい

英語のスピーキング力が伸び悩む原因の一つに、文法の基礎知識があいまいなままであることが挙げられます。

文法の基礎が不安定だと、文を組み立てる際に自信が持てず、話すスピードが遅くなったり、誤った表現を使ってしまったりします。

これにより、流暢さや正確さが損なわれ、コミュニケーションに支障をきたす可能性があります。

例えば、現在完了形と過去形の使い分けがあいまいなため、「私は先週ロンドンに行きました」を “I have gone to London last week” と誤って表現してしまうケースがあります。

文法の基礎を固めるには、体系的な学習と反復練習が効果的です。

信頼できる文法書を使って基本ルールを再確認し、オンライン教材やアプリを活用して日々の練習を習慣化しましょう。

また学んだ文法を実際の会話の中で意識的に使用することで、より確実に身につけることができます。

失敗を恐れている

英語のスピーキング力が伸び悩む大きな理由の一つに、失敗を恐れる心理があります。

間違いへの不安や恥ずかしさから、英語を話す機会を避けてしまいがちです。

この恐れが、実践的な経験を積む機会を奪い、結果としてスピーキング力の向上を妨げています。

例えば、外国人と話す機会があっても、文法ミスを指摘されるのではないかと心配し、簡単な挨拶以上の会話を避けてしまうケースがあります。

この問題を克服するには、まず失敗を学習の一部として受け入れる姿勢が重要です。

小さな成功体験を積み重ねることで自信をつけていきましょう。

また、友人や語学交換パートナーなど、安心して練習できる環境を作ることも効果的です。

さらに、ネイティブスピーカーも文法的に完璧ではないことを理解し、完璧主義から脱却することが大切です。

正しい発音ができていないため、相手に伝わりにくい

英語のスピーキング力が伸び悩む重要な理由の一つに、正確な発音ができていないことがあります。

不適切な発音は、相手に意図が正確に伝わらない原因となり、コミュニケーションの障害になります。

また発音に自信がないと、積極的に話すことを躊躇してしまい、練習の機会を逃してしまいます。

例えば、「シート」(seat) と「シット」(sit) の発音の違いが分からず、「座ってください」と言いたいのに「おしっこをしてください」と言ってしまうような誤解を招くケースがあります。

発音改善には、ネイティブスピーカーの音声をよく聞き、真似る練習が効果的です。

発音記号を学び、単語の正しい発音を確認する習慣をつけましょう。

また、スマートフォンアプリなどの音声認識ツールを活用し、自分の発音をチェックすることも有効です。

定期的に発音に焦点を当てた練習を行い、少しずつ改善していくことが大切です。

英語のスピーキングの独学練習法:5つのステップ

ここからは具体的な独学での英語スピーキング練習法を5ステップで解説します。

独学でスピーキング力を身につけたいなら以下の方法がおすすめです。

英語のスピーキングの独学練習法:5ステップ
  1. 耳を慣らす:リスニング強化
  2. 真似をする:シャドーイング
  3. 基本フレーズを覚える
  4. 声に出して読む:音読練習
  5. 実際に話す:会話練習

1. 耳を慣らす:リスニング強化

英語を話すためには、まず英語を聞くことから始めましょう。

毎日15分程度、英語の音楽やポッドキャスト、YouTubeの英語動画などを聞きます。

最初は何を言っているのか分からなくても大丈夫です。
英語の音やリズムに慣れることが目的です。

興味のある内容を選び、楽しみながら続けることが大切です。
字幕をつけても構いません。

徐々に耳が慣れてくると、単語や表現が聞き取れるようになってきます。

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2. 真似をする:シャドーイング

次のステップは、聞いた英語をマネして話す「シャドーイング」です。

短い文から始めて、徐々に長い文章に挑戦しましょう。

完璧に発音できなくても構いません。英語の音を口に出すことが重要です。

1日5分から始めて、慣れてきたら10分に増やします。

ポッドキャストやニュース、映画のセリフなど、様々な教材を使ってみましょう。

繰り返し練習することで、自然な発音やイントネーションが身につきます。

3. 基本フレーズを覚える

日常会話でよく使うフレーズを学びます。

「Nice to meet you.」「How are you?」「I like…」などの基本的な表現から始めましょう。

毎週3つのフレーズを目標に覚えていきます。

これらを使って、短い会話を組み立てる練習をします。
例えば、自己紹介や趣味について話す練習をしてみましょう。

フレーズを覚えることで、実際の会話でも自信を持って使えるようになります。

4. 声に出して読む:音読練習

英語の短い記事や簡単な本を声に出して読む練習をします。

最初はゆっくりでいいので、毎日5分程度行います。

発音やイントネーションを意識しながら、徐々にスピードを上げていきましょう。

音読は、発音の改善だけでなく、文法や語彙の定着にも効果があります。
また、自分の声で英語を話すことに慣れることができます。

繰り返し練習することで、自然な英語の流れをつかむことができます。

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5. 実際に話す:会話練習

最後に、実際に英語を話す機会を作ります。

言語交換アプリやオンライン英会話サービスを利用して、外国人と会話をしてみましょう。

週に1回、10分程度から始めます。

間違いを恐れず、学んだフレーズを使ってみることが大切です。

会話の中で新しい表現を学んだり、自分の弱点を発見したりすることができます。

実践を重ねることで、自信を持って英語を話せるようになります。

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スピーキング練習に役立つアプリやオンライン英会話

スピーキングの独学の練習方法について解説してきましたが、スピーキング練習をアプリやオンライン英会話で行いたい人も少なくないのではないでしょうか。

ここでは、スピーキング練習に役立つアプリやオンライン英会話についておすすめのものをご紹介します。

スピフル

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スピフルは、ビジネス特化型の英会話学習アプリです。

1日30分のスマホ学習で本格的なビジネス英会話が身につきます。

口頭英作文で効果的なインプットが可能で、独り言英会話でアウトプット力も鍛えられます。

忙しい社会人にとって、隙間時間を活用できる効率的な学習方法です。

ビジネスシーンで使える実践的な表現を学べるため、仕事で即活用できる点が魅力です。

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ネイティブキャンプ

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ネイティブキャンプは、月額6,480円で25分レッスンが無制限に受けられるオンライン英会話サービスです。

120カ国以上の講師から選べ、「今すぐレッスン」機能で24時間いつでも受講可能。

1日1回でも5回でも料金は同じで、1レッスンあたり最小209円から利用できます。

ファミリープランは月額1,980円で家族も受講可能。

初心者から上級者まで、自分のペースで楽しく英語学習ができるサービスです

ビズメイツ

ビズメイツは、ビジネス特化型のオンライン英会話サービスです。

30段階のレベル別教材があり、初心者から上級者まで対応しています。

専属の日本人コンサルタントが学習プランを作成し、進捗状況を確認しながらサポートしてくれます。

ビジネス英語に必要な36の文法と900単語を習得できるプログラムがあり、効率的に学習できます。

社会人でこれから英語学習を始める方にも適しています。

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スタディサプリENGLISH

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スタディサプリEnglishは、多彩な英語学習コースを提供するオンライン学習アプリです。

TOEIC対策、ビジネス英語、日常英会話など4つのコースがあり、一流プロ英語講師による高品質な講義を低価格で受けられます。

音声認識技術AIを活用したスピーキング自動評価機能や、学習モチベーション維持など、先進的な学習体験を提供しています。

社会人から子供まで幅広い層に対応した、効果的な英語学習アプリです。

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スピークバディ

スピークバディ

スピークバディは、AIを活用したスピーキング特化型の英語学習アプリです。

計300万ダウンロードを突破し、ストア評価4.5を獲得しています。

感情豊かなAIとの会話練習や、AIによる発話フィードバック、ユーザーのレベルに合わせたカリキュラム作成が特徴です。

1日10〜15分の短時間学習で、単語、リスニング、発音改善が可能。

初心者から上級者まで、自分のペースで英語を学べるアプリです。

スピーキング練習に使える参考書

スピーキング練習に役立つものはアプリやオンライン英会話だけではありません。

参考書の中には、独学でスピーキングが勉強ができるものもあり、自分に合ったものを見つけることが大事です。

ここでは、スピーキングの練習に使える参考書のうち、おすすめの参考書をご紹介します。ものをご紹介します。

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」

初心者から中学英語レベルの人に最適な瞬間英作文トレーニング本です。

文型ごとに学習できる構成で、中学1〜3年生のレベル分けがされています。

現在進行形、which疑問文、最上級表現など、項目別に学習できるため、「この状況ではこの文型」というパターンを理解しやすいです。

5秒以内に日本語から英語に訳す瞬間英作文トレーニングを通じて、スピーキング力を効果的に向上させることができます。

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「英会話ペラペラビジネス100」

ビジネスシーンで使える100のフレーズを学べる参考書です。

見開き2ページで1フレーズを紹介し、実際の会話例と詳細な解説が付いています。

初対面から頻繁に会う人まで、相手との関係性に応じた4種類のコミュニケーションレベルのフレーズを学べます。

音声DL付きで、実際の発音も確認できるため、ビジネス英語を実践的に学習できます。

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「ゼロからスタート 英語で話そう自分のこと トレーニングBOOK」

中学英文法レベルの簡単な文章で、初心者でも取り組みやすい参考書です。

自己紹介からミニスピーチまで、自分のことを話すために必要な英語を段階的に学べます。

音声ダウンロード付きでリスニングや発音の練習もできるため、日常生活や仕事、プライベートの過ごし方など、会話のきっかけとなる英文をスラスラ話せるようになります。

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「英会話なるほどフレーズ100」

20年以上のベストセラーで、ネイティブが子どもの時に習う簡単な英語フレーズをまとめた参考書です。

100の基本フレーズと100の発展フレーズが収録されており、簡単な表現でも応用すれば様々な表現ができるようになります。

日本人が間違えやすいポイントも解説されているため、「これは英語でなんていうんだろう?」という疑問を解決できます。

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「なりきり英語音読」

スタンフォード大学卒業の講師がプロデュースした参考書で、基礎文法と語彙を習得した後に実際に使う練習ができます。

6時間23分の音源とYoutube動画との連動により、効率的にスピーキング練習が可能です。

「聞く→真似する→使う」の3ステップで、綺麗な英語でスラスラ話せることを目的としています。

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まとめ:独学で英語を勉強してスピーキング力を身につけよう!

今回は独学で英語スピーキング力を身につける方法を解説しました。

英語のスピーキングの独学練習法:5ステップ
  1. 耳を慣らす:リスニング強化
  2. 真似をする:シャドーイング
  3. 基本フレーズを覚える
  4. 声に出して読む:音読練習
  5. 実際に話す:会話練習

留学などに行かなくとも独学で英語スピーキング力を身につけることは可能です。

正しいステップで英会話の勉強をしれば、確実にスピーキング力は身につくので、コツコツ継続して英会話力を身につけましょう。

ケン
ケン
まずは今日から英会話の勉強を始めよう!

現代では、忙しい社会人の人でも英語の勉強ができる学習サービスが揃っています。

まずは手軽に英語の勉強を始める場合は、「オンライン英会話」がおすすめです。

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これで決まり!オンライン英会話の選び方ガイドについて解説いざオンライン英会話を選ぼうと思っても、種類が多くて迷ってしまいますよね。 私もオンライン英会話の受講を始めるとき、どれが自分に合っているのか分からず、悩んだ経験があります。 そこで各社のオンライン英会話の無料体験レッスンを受講し、自分に合ったオンライン英会話がどこか分かるようになりました。...

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英語教育会社に10年以上勤務する30代前半の男性。20代でオーストラリア留学を2年経験し、現地の会社で日本人1人の環境で働く。オンライン英会話学習やコーチング英語スクール、海外留学などを経て、現在は30代を中心にビジネス英語の習得について法人サービスを提供。