英語初心者だけどワーキングホリデーに興味ある！っていう人も多いのではないでしょうか？
結論、英語初心者でもワーキングホリデーに参加して、海外で英語力を身につけることは可能です。
私は海外留学経験を2年間と、英語教育業界に10年間勤務をしており、様々な社会人の方の英語の勉強をみてきました。
そこで今回は、「英語初心者向けのワーキングホリデー」について詳しく解説します。
- ワーキングホリデーに必要な英語力
- ワーキングホリデーに向けた英語の勉強方法
- 英語圏でワーキングホリデーができる国
ワーキングホリデーに必要な英語力
ワーキングホリデーに必要な英語力は、日常会話レベルがあれば十分ですが、目的に応じた準備が大切です。
ワーキングホリデーは働きながら生活するプログラムのため、最低限のコミュニケーション能力が求められます。
特に自己紹介や仕事に関する表現、買い物や道案内などの基本的な英会話ができるとスムーズです。
具体的な職種や目標によっては、専門用語や高度な英語力が必要になる場合もあります。
例えば、カフェやレストランで働く場合は、「Can I take your order?（ご注文を伺ってもよろしいですか？）」といった接客英語が役立ちます。
一方、オフィスワークを目指す場合は、ビジネスメールや電話対応のスキルが求められることもあります。
また、渡航前に日常会話や必要なフレーズを学び、現地での生活に慣れる準備をしておくことが重要です。
ワーキングホリデーでは、基本的な英語力を身につけた上で、目的に応じた準備を行いましょう。
英語力を磨きながら現地で新しい経験を積むことが成功の鍵です。
ワーキングホリデーに向けた英語の勉強方法
ここではワーキングホリデーに向けた英語の勉強方法について紹介します。
- 日常英会話を重点的に学ぶ
- リスニング力を鍛える
- スピーキング練習を習慣化する
- 実際のワーホリ環境を想定した英語を学ぶ
- 英語を使う環境を作る
日常英会話を重点的に学ぶ
ワーキングホリデーでは、日常英会話ができることが最も重要です。
仕事や生活での会話がスムーズにできないと、ストレスが増えたり、チャンスを逃したりする可能性があります。
例えば、レストランで注文したり、道を尋ねたりする場面は日常的にあります。「Could I get 〜？」や「How can I get to 〜？」などの基本フレーズを覚えましょう。
事前に日常英会話をしっかり練習すれば、現地での生活がスムーズになり、より楽しく過ごせます。
リスニング力を鍛える
ネイティブの英語を聞き取れるようになることは、ワーホリ成功のカギです。
現地の人の英語はスピードが速く、スラングも多いため、聞き取れないと会話についていけません。
映画やドラマを英語字幕で観たり、ポッドキャストを聞いたりすると、実際の話し方に慣れることができます。
最初はスクリプトを確認しながら、徐々に字幕なしにするのが効果的です。
リスニングを鍛えておけば、仕事や日常生活でも自信を持って会話ができるようになります。
スピーキング練習を習慣化する
英語は使わなければ話せるようになりません。
文法や単語を覚えても、実際に話す練習をしないとスムーズに言葉が出てこないからです。
オンライン英会話や言語交換アプリを活用し、できるだけ多く英語を話す機会を作りましょう。
また映画のセリフを真似するシャドーイングは、発音やイントネーションの向上に効果的です。
毎日少しでも英語を声に出す習慣をつければ、現地でも自然に話せるようになります。
実際のワーホリ環境を想定した英語を学ぶ
ワーホリでは、仕事探しや住居探しなど、特有の英語が必要になります。
現地での仕事探しや契約手続きなどは、日本で経験しないことが多く、知らないと苦労するからです。
英文レジュメの書き方を学び、よくある面接の質問に対する英語の回答を準備しておくと安心です。
また、住居探しでは「furnished（家具付き）」や「deposit（保証金）」などの単語を理解しておくとスムーズです。
事前に準備すれば、現地での手続きやコミュニケーションがスムーズになり、良い環境を早く整えられます。
英語を使う環境を作る
日本にいる間から英語に触れる環境を作ることが大切です。
英語を使う習慣がないと、現地で急に英語漬けになったときに対応できないからです。
毎日英語で日記を書く、スマホやSNSの設定を英語にする、英語のラジオを聞くなど、簡単なことから始めましょう。
特に興味のある分野の英語コンテンツを活用すると、楽しみながら続けられます。
英語を日常に取り入れることで、自然と英語に慣れ、ワーホリ先での適応がスムーズになります。
英語圏でワーキングホリデーができる国
英語圏でワーキングホリデーが使える国は以下の通りです。
- オーストラリア
- カナダ
- ニュージーランド
- イギリス
- アイルランド
各国のワーキングホリデーの特徴は以下の通りです。
| 項目 | オーストラリア | カナダ | ニュージーランド | イギリス | アイルランド |
|---|---|---|---|---|---|
| 滞在可能期間 | 最大1年 | 最大2年 | 最大1年 | 最大2年 | 最大1年 |
| 語学学校へ通える期間 | 最大4か月 | 最大6か月 | 最大6か月 | 制限なし | 制限なし |
| ビザ取得申請料 | 約$635 AUD | 約$335 CAD | 約$455 NZD | 約£298 GBP | 約€300 EUR |
| 必要な預金 | 約$5,000 AUD | 約$2,500 CAD | 約$4,200 NZD | 約£2,530 GBP | 約€4,500 EUR |
※2025年1月時点の情報
オーストラリア
オーストラリアは、ワーキングホリデー制度が充実しており、日本人にとても人気の国です。
最低賃金が高く、仕事の選択肢が豊富なのが魅力です。
特に、カフェやレストランのホスピタリティ業界や、地方のファームジョブで働く人が多くいます。
また、1年間のビザの延長が可能な制度もあり、長期滞在を希望する人にはぴったりです。
温暖な気候とフレンドリーな国民性も魅力の一つです。
| 滞在可能期間 | 最大1年 |
| 語学学校へ通える期間 | 最大4か月 |
| ビザ取得申請料 | 約$635 AUD |
| 必要な預金 | 約$5,000 AUD |
カナダ
カナダは、美しい自然と多文化が共存する国で、ワーキングホリデーの渡航先として人気です。
バンクーバーやトロントなどの大都市では、日本食レストランや観光業の仕事が多く、英語が不安な人でも働きやすい環境が整っています。
また、冬にはスキーリゾートでの仕事も人気で、働きながらウィンタースポーツを楽しむことができます。
英語環境でしっかり学びながら働きたい人におすすめの国です。
| 滞在可能期間 | 最大2年 |
| 語学学校へ通える期間 | 最大6か月 |
| ビザ取得申請料 | 約$335 CAD |
| 必要な預金 | 約$2,500 CAD |
ニュージーランド
ニュージーランドは、自然豊かでのんびりとした雰囲気が魅力の国です。
特に農業や観光業が盛んで、ワイン農園での仕事や果物の収穫など、地方での仕事が多くあります。
都市部での仕事もありますが、どちらかというと田舎でのんびり過ごしながら英語を学びたい人に向いています。
ワーホリビザの申請が比較的簡単で、物価もオーストラリアより安いため、初めてのワーホリ先としてもおすすめです。
| 滞在可能期間 | 最大1年 |
| 語学学校へ通える期間 | 最大6か月 |
| ビザ取得申請料 | 約$455 NZD |
| 必要な預金 | 約$4,200 NZD |
イギリス
イギリスは、本場のイギリス英語を学びながら働ける貴重なワーホリ先です。
ロンドンをはじめとする都市部では、カフェやパブ、ホテルなどの仕事が多く、歴史的な街並みや文化を楽しみながら生活できます。
ただし、ワーホリビザ（Youth Mobility Scheme）の取得には条件があり、他の国に比べてハードルが高めです。
それでも、ヨーロッパ旅行がしやすい立地や、独特の文化に触れられるのは大きな魅力です。
| 滞在可能期間 | 最大2年 |
| 語学学校へ通える期間 | 制限なし |
| ビザ取得申請料 | 約£298 GBP |
| 必要な預金 | 約£2,530 GBP |
アイルランド
アイルランドは、ワーキングホリデーの穴場的な国です。
イギリスに比べてビザの取得がしやすく、英語を使って仕事ができる環境が整っています。
特に、ダブリンでは日本食レストランやカフェの仕事があり、英語初心者でも働きやすいです。
アイルランド英語は独特のアクセントがありますが、現地の人々はフレンドリーで親しみやすく、英語力を鍛えるには良い環境です。
自然豊かな国で、のびのびとワーキングホリデーを楽しめます。
| 滞在可能期間 | 最大1年 |
| 語学学校へ通える期間 | 制限なし |
| ビザ取得申請料 | 約€300 EUR |
| 必要な預金 | 約€4,500 EUR |
自分の目的やライフスタイルに合った国を選び、充実したワーキングホリデーを過ごしましょう！
まとめ：英語初心者でもワーホリに行ける！
今回は英語初心者向けのワーキングホリデーについてまとめました。
1年ほどで働きながら英語力を身につけたいならワーキングホリデーが効果的です。
- オーストラリア
- カナダ
- ニュージーランド
- イギリス
- アイルランド
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現代では、忙しい社会人の人でも英語の勉強ができる学習サービスが揃っています。
まずは手軽に英語の勉強を始める場合は、「オンライン英会話」がおすすめです。
自分に合ったオンライン英会話の選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
また私自身が実際に受講してよかったオンライン英会話は以下のページに詳しくまとめてあります。
オンライン英会話：オンライン英会話について解説
短期集中英会話スクール：短期集中型英会話スクールについて解説
